第16回目のインタビューは、正社員を辞めてパチプロを10年もされていたというPさんの話です。
10年間のパチプロ経験の末、「社会復帰をしたい」という考えのもと、フリーターになられたようです。
現在のお仕事やご苦労について語ってもらいました。

記者記者

本日はよろしくお願い致します。


PさんPさん

よろしくお願いします。


記者記者

早速ですが、現在おいくつですか?


PさんPさん

35歳です。


記者記者

それで、正社員をされていたのは、何歳から何歳までですか?


PさんPさん

21歳から25歳までの間にしていました。


記者記者

どういったお仕事をされていたんですか?


PさんPさん

出張眼鏡屋の営業、販売の仕事です。


記者記者

月収はおいくらでしたか?


PさんPさん

月収は18万円ぐらいでしたね。年収220万ぐらいでした。


記者記者

どうしてそのお仕事を辞められたんですか?


PさんPさん

残業代などあまりつかずに帰りも遅く、給料も上がらないのが一番の原因でした。


記者記者

やはり、残業代が付かないのは辛いですよね。


PさんPさん

そうですね。それにこのままここに居ても先がと感じていたし、やってみたいと思う事もあったので年齢的にもやるなら今の時期かなとその時思ったのがきっかけです。


記者記者

辞めた後は、どんな感じで就職活動されましたか?


PさんPさん

就職活動はしませんでした。バカみたいと思われるかしれませんが、パチプロというものをやってみたい思っていたました。その後10年くらいパチプロ生活を送ってきました。


記者記者

10年も!なかなかすごい経歴ですね。


PさんPさん

そうでしょ?でも、これって職歴にはならないんですよねぇ・・・。


記者記者

正社員のお仕事を辞めて、後悔していますか?


PさんPさん

全く思っていません。その後の生活の方がよっぽど充実してました。


記者記者

現在はどんなお仕事をされているんですか?


PさんPさん

今は居酒屋で接客等をやっています。


記者記者

今の月収はおいくらぐらいですか?


PさんPさん

月給約12万です。時給850円で働かせてもらっています。


記者記者

今の仕事で辛いことはありますか?


PさんPさん

私が今お世話になっている居酒屋は個人経営の店で、店主と私の二人しか今は働いていないので週末などの繁盛期は店が回らずにめちゃくちゃな感じで大忙しです。


記者記者

たまにそういう居酒屋さんに遭遇することがありますが、大変そうだなと思って見ています。


PさんPさん

そう、大変なんですよ。注文を取りに行くのとドリンクを作るのと料理提供するのが私の担当なのですが、人手が足りず、小さな店ですが汗をかきながら駆け回っています。終わった後はヘトヘトです。


記者記者

最後に、今後の目標や将来の展望について教えて下さい。


PさんPさん

小さな店ではあるのですが頑張れば正社員にもしてあげると言って貰えました。少し飲食店で働くことにも楽しさを覚えてきているので料理など覚える事も多いですが、ここで頑張っていきたいと思います。


記者記者

もうパチプロはされないのですか?


PさんPさん

もうパチプロは辞めました。社会復帰したいんです。それで、なんでもいいので働かせてもらえる所をと考えているところで今のお店と出会いました。それまで飲食店なんて考えてもいなかったのですが、今ではすっかり板についてしまいました。


記者記者

そうですか、それではがんばってください。ありがとうございました。

パチプロは積み上がる物が少なすぎる

パチプロとは、パチンコで当てたお金で生活をする職業のことです。
ギャンブルなので「仕事」と呼んでいいのか、いまいちわかりませんが・・・家計を稼ぐ手段の1つとして、「仕事」としておきましょう。
10年間もこの仕事を続けられた後、「社会復帰」を目的としてフリーターになったPさん。
やはり、パチプロというものは、孤独なものなのでしょう。
どれだけ経験を積み上げても勝率が変わるわけではない。当たりは台の設定や運で決まる物ですから、どれだけ経験を積んだところで勝率を操作できるわけではありません。
当たった喜びを分かち合える仲間もできるかどうかわからない。下手をすると、嫉妬を買ってしまうかもしれません。
こうしたことを考えると、パチプロという仕事は、明日食べられるかどうかの不安を抱えるのはもちろんのこと、人間関係を構築するのも難しいのではないでしょうか。
雇われない生き方にも様々な生き方がありますが、ギャンブル性に頼る独立は、やめた方がいいでしょう。