第7回目のインタビューは、フリーターをされているHさん(30歳・男性)です。
会社の合併による人員削減がきっかけで仕事を失い、そのままフリーターになってしまったということです。
正社員を辞めた後は失業保険があるので、ついつい油断しながら転職活動をしてしまう人も最近では少なくありません。
現在のお仕事やご苦労について語ってもらいました。

記者記者

本日はよろしくお願い致します。


HさんHさん

よろしくお願いします。


記者記者

早速ですが、現在おいくつですか?


HさんHさん

40歳です。


記者記者

それで、正社員をされていたのは、何歳から何歳までですか?


HさんHさん

35歳から43歳までです。


記者記者

どういったお仕事をされたたんですか?


HさんHさん

配送業です。


記者記者

月収はおいくらでしたか?


HさんHさん

月収20万円いかないぐらいで、ボーナスを入れて年収300万円ぐらいです。


記者記者

それで、どうしてそのお仕事を辞められたんですか?


HさんHさん

会社の合併により人員削減のため仕事を失いました。


記者記者

配置転換などの対応はされなかったのでしょうか?


HさんHさん

そういったことはありませんでした。


記者記者

合併した先の会社への転属などは・・・


HさんHさん

それもありませんでした。他の企業への紹介もない所でしたので、辞めなければならない状態でした。


記者記者

それはお辛い体験でしたね。


HさんHさん

はい。でも、失業保険があるのでそれで暮らしながら正社員を探そうと思った次第ですね。


記者記者

辞めた後は、どんな感じで就職活動されましたか?


HさんHさん

失業保険を受け取りながら、特にめずらしいことはせず普通に仕事を探しました。


記者記者

ハローワークに行ったりとか?


HさんHさん

それもありますね。それ以外にも、求人情報誌やサイトを見て応募したりもしました。本当に普通の就職活動です。


記者記者

それで、お仕事が見つからなかったということですね。


HさんHさん

そうなんです・・・どうせすぐに見つかるだろうと思っていました。


記者記者

フリーターになろうとご決断されたきっかけは・・・


HさんHさん

失業保険が切れたので。何でもいいから働かざるを得ませんでした。


記者記者

仕事を辞めさせなければずっと同じ仕事を続けたかったと思いますか?


HさんHさん

それはもう、もちろんです。自分の仕事がなくなったために仕方なしに止めることになったのですが続けられものならばやりたかったです。


記者記者

現在はどんなお仕事をされているんですか?


HさんHさん

郵便物の配送業務です。


記者記者

今の月収はおいくらですか?


HさんHさん

時給は900円です、16万円くらいです。


記者記者

今の仕事で辛いことはありますか?


HさんHさん

やはり正社員の時と比べて給料が少ないことです。生活も苦しくなりました。


記者記者

その分、今の方がお仕事がラクになったということはありませんか?


HさんHさん

いいえ。内容は同じようなものですし、残業が多いので正社員の頃よりもきついと感じるぐらいです。


記者記者

そうなんですね・・・それは辛いですね。


HさんHさん

同じような仕事で給料の格差があるのは本当に堪えますね。正社員で時働いていた給料を思い出して比べると落ち込んでしまいます。


記者記者

最後に、今後の目標や将来の展望について教えて下さい。


HさんHさん

正社員の同じ仕事があればそちらへ移りたいですが年齢的なこともあり難しいですが採用されるように正社員の仕事に付きたいと思っています。


記者記者

ありがとうございました。

替えが効く立場の人は人員削減の対象になりやすい

会社が合併されることは、今の時代めずらしいことではありません。

力の弱い会社が強い会社に買収され、吸収合併されることもありますし、
中堅から大規模の会社がその業界のシェア1位を取るために合併するという例もあります。

今回のHさんが勤めていた会社の場合、力の弱い会社が力の強い会社に吸収された形だったのではないでしょうか。

その場合、力の弱い会社側の人員の多くが削られることがあります。

その会社の要を握っている人以外、1つの会社の人員だけを残せば会社は回ります。

悲しい話ですが、「替えが効く」立場だったんですね。

今の時代、手に職をつけても、いい大学を卒業しても仕事があるとは限りません。

しかし、替えが効く立場に甘んじていると、こうなる可能性はより高くなります。

今の仕事をずっと続けていきたいと思う人のほとんどは、現状に満足をしてスキルアップをしようとしません。

こうならないためにも、今の生活を守るためにも、何事もない今からスキルを磨いておいた方がいいのではないでしょうか。